2019/02/03
節分
古来日本では、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていました。
その為、邪気を追い払うために、古くから豆まきの行事が執り行われており、
文献に現れる最も古い記録は室町時代に遡ります。
その文面から、すでに都の公家や武家で豆まきが習わしになっていたことがうかがえます。
また地域によっては豆まきの他に「ごもっとも」という風習があるところもあるそうです。
豆をまく後ろで、すりこ木や杓文字、すり鉢などを持ち、
「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて「ごもっとも、ごもっとも」などと相槌を打つのだとか。
忙しい日常の中で忘れてしまいがちではありますが、
この機会にひとつ足を止めて日本文化に浸るのも良いのではないでしょうか。