2019/03/25
節(ふし)について
暖かく春らしい日が続いたかと思いきや、
冬が舞い戻ったかのように冷え込む日がやってきたりとまだまだ落ち着かない空模様ですね。
今日は「木材の節(ふし)」についてお話していきたいと思います。
樹木が成長する過程で、枝の元の部分が幹の中に包み込まれてできたものになります。
抱きこまれた枝の状態によって分けることができ、
枝が生きている状態のものを「生き節(いきぶし)」
枯れた枝の場合は「死節(しにぶし)」と呼びます。
死節の場合は、幹と枝の組織が繋がっていないため、
節が抜けてしまう場合もあります。
また、表面に節がない木材もありこちらは「無節(むじ・むふし)」といいます。
こちらは仕上がりの美しさから上級材とされています。
身近な家具や扉など節を探してみると、
新たな発見があるかもしれませんね。
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